привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
サンクトペテルブルクからの小旅行。
もう冬だ寒いぞ。と言っていますが、もう少し夏の思い出を引っ張ります。
今年の夏、ルスケアラ(Рускеала)というところに行ってきました。
日本にいた頃は聞いたこともなかった場所です。
日本のガイドブックにも載っていないし、サンクトペテルブルクに住む日本人の間でもほとんど聞いたことはありませんでした。
この場所をどうして知ったかと言うと、
ロシア語の先生に「お勧めの旅行地はない?」と聞いたところ、「自然が綺麗だよ」と勧められ、
行ってみたら思っていた以上に良くて、
まさに郊外で過ごすロシアの夏休み的な絵日記が書けそうな旅になりました。
ルスケアラ(Рускеала)
サンクトペテルブルクから北に約230km。
ロシア連邦カレリア共和国にあります。
以前行った世界遺産キジ島もカレリア共和国。
とは言っても、キジ島からは西に約240kmです。
カレリア共和国は、50%以上が森林、40%以上が川や湖という、自然豊かな地。(森川湖以外は10%以下ってことか?)
さらに、ルスケアラは大理石の採石場として有名で、
白い大理石と
青く澄んだ水、
そして緑の山々
が美しい場所として観光名所になっています。
インターネットでロシア語のサイトをよく開くようになってから、画面の脇にロシアの広告が出るようになってしまったのですが、そこでも「ルスケアラへのショートトリップ!」のようなツアー広告をよく見かけます。
ちなみに、サンクトペテルブルクのイサク聖堂では、ルスケアラの大理石が使用されています。
(↓イサク聖堂について)
ゴルニィパーク・ルスケアラ(Горный Парк Рускеала)
住所:улица Мраморная, 1, Рускеала, Респ. Карелия, 186759
営業時間:9時~21時(夏)
入場料:RUB400(夏)
見晴らし最高!
白い岩壁が大理石です。(たぶん)
公園内を歩くだけでもとっても気持ちがいいのですが、
湖では、ボートに乗ったり、
スタンドアップパドルをしたり、
バンジ―ジャンプもできます。
(もちろん、しませんでしたけど。)
元採石場なだけあって、石がごろごろした場所もたくさんあります。石を使った工芸品もお土産としてたくさん売っていました。
今回の一番の目的は、地下の鍾乳洞に入るツアー(別料金:RUB2,000)でしたが、公園内に入ってゆっくり見て回りながら、そろそろ鍾乳洞でも、と思った時には完売。
あ、誰でもじゃんじゃん入れるわけではないのね。下調べ不足でした。
その他にもいくつかツアーがありますが、どれも完売。または19時、20時のチケットのみ。
夏の混雑シーズンは、到着と同時に予約をしないといけないようです。
(インターネットでも事前購入ができるので、もしかしたら当日にはもう完売していた可能性もあります。)
ということで、ボートに乗りました。
4人乗り、1時間RUB2,000。
これが意外と楽しい!
風は気持ちいいいし、景色は綺麗だし。
(公園内には小さい湖がいくつかあるので、大きいところで乗るのがおすすめです。)
大の大人4人が必死にボートを漕ぐ姿。
傍から見たら異様な光景だったかもしれませんが、いい運動になりました。
滞在時間は約5時間。
お昼は公園内のカフェで食べましたが、けっこう並びます。
もし鍾乳洞に入れたとしたら、ボートに乗る時間はなかっただろうし、滝を見に行く連絡バスが公園内から出ていましたが、それは時間の関係で断念。
あれもこれも、と思ったら1日中楽しめる場所ですが、5時間でも十分満喫できました。
こんな自然をたっぷり満喫できるルスケアラへの行き方は、次に続きます。