привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
2022年夏にルスケアラに行った際は、ルスケアラエクスプレスに乗るためにソルタヴァラ経由で行ったのですが、今回はすべて車で行くことにしました。
そして、滞在したのが、ダーチャ。
ダーチャとは、ロシア特融の文化で、郊外の別荘のこと。多くのロシア人はダーチャを保有し、春~秋の毎週末はダーチャで過ごしたり、人によっては夏の間は数ヶ月間ずっとダーチャで暮らしたりします。
別荘と言っても、高級別荘ではなく、郊外にある菜園付きの一戸建てというイメージです。自給自足で何でもこなしてしまうロシア人は、このダーチャですら自分で建てる人もいるというほど。
元々はピョートル大帝が家臣に屋敷を与えたことから始まったそうですが、食料不足が顕著だったソ連時代には、ダーチャでの自給自足生活が人々が生きていくために重要な役割を果たしていたとか。
そう聞くと、今回泊まったダーチャは個人の別荘ではないので厳密にはダーチャではないのかもしれませんが、郊外にある一棟貸しのコテージに泊まってみました。
(予約はBooking.comから)
ですが、地図通りに車で向かうと、ひたすら雪・雪・雪。本当に合っているのかと疑いつつも、一本道で迷いようがないのでとりあえず進んでみたところ、ログハウスのようなレセプションを発見。
そこでダーチャの場所を聞くと、ここからは車で行けないから、歩いて湖まで降りて、そこからボートで向かうと。
ん?確かに事前に見た写真では湖に浮かぶ家という感じだったけど、、、絶対湖は凍っているよね?
ダーチャの場所はここでした。
湖の岸まで4~5分歩き、(荷物はスノーモービルで運んでくれました。)
ボートでダーチャへ。4人で行ったのですが、2人しか乗れないのでピストン輸送です。
ボートでは1~2分の距離です。着くまでの道のりが想像を超えてきたのでどんな場所かと思ったけど、着いてみたらとても立派な家で一安心。
ダーチャ全体像を撮り忘れましたが、ここが玄関です。この玄関ポーチ?から湖に直接降りる梯子もあります。テーブルもあるので、夏だったらBBQをしたりとても気持ちがよさそう。
まずは室内探検。
の前に、持参したビールたちを外へ。湖に降りれば氷と雪であっという間にキンキンにしてくれます。
<リビング>
リビングには暖炉もついていてあったか。
<寝室>寝室は2部屋あります。
<トイレ>申し分なく綺麗。
<サウナ>入り放題!
そうこうしている間にビールは冷え切ったので、とりあえずの乾杯をしながら、みんなで夕食の準備にとりかかります。キッチン道具や食器類は何でも揃っているので、食材と調味料だけを持ってくればOKです。
<キッチン>
みんなでわいわい飲みながら、おしゃべりしながら、ゲームしながら、なんか合宿に来たような気分。
夜になって、外に出てみると…
満点の星空!
湖の真ん中にぽつんと建つ家なので、周りに明かりが一切ありません。
そして、朝起きてみると…
(8:30頃)
朝日がまぶしい!
出掛けた時はホテル滞在ばかりをしていましたが、たまにはこういうのも悪くありません。まさに自然の中で暮らすロシア人の生活を、少しだけ体験したような気がしました。