привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
さて、ルスケアラの旅、2日目。
ソルタヴァラから船に乗って1時間。
ヴァラーム(Валаам)という島に行きました。
11:10 ソルタヴァラ発
12:05 ヴァラーム着
15:25 ヴァラーム発
16:20 ソルタヴァラ着
ヴァラーム(Валаам)
ヨーロッパ最大の湖、ラドガ湖に浮かぶ、ヴァラーム列島。
50以上の島からなる列島の内、最も大きな島がヴァラーム島。
ヴァラーム修道院で知られる島です。
(キジ島があるのは、ヨーロッパ2番目の湖、オネガ湖。いっつもごっちゃになります。)
ルスケアラを目的としていた今回の旅。
完全にノーマークでした。
出発直前に「ヴァラームがいいらしい」と聞き、
時間があるし、行ってみるかー。ぐらいの気持ちで行きました。
島にある修道院。
修道院の島。
きっと島自体が田舎で、質素な雰囲気で、特に何もないんだろうと思っていました。
着いてみたら、だいぶ大きな船着場。
そして、大勢の観光客。
後から知りましたが、ヴァラームはけっこう立派な観光地のようです。
船のチケットには、無料の島内ガイドが付いていて、説明を聞きながら島を回ることができます。
ただし、ロシア語。
ガイドに付いて回れば、説明がわからなくても効率よく島内を見れるかと思いましたが、なんとガイドは3時間コース。他に何もできなくなるので、早々に脱退して修道院へ。
修道院の周りを城壁で囲まれているので、
塀を超えたら、
ものすごく見上げる状態の修道院。
それにしても、オレンジと水色という、珍しい色。
内部はとても広く(2階建て)、キンキラキンのイコンがいっぱいで美しいです。
※イコン…キリストや聖人、天使などを描いた聖画像。
※教会に入る時、女性は頭を隠さなくてはいけません。帽子かスカーフを必ず持参しましょう。
さらに、この教会は女性のパンツ姿も禁止されています。ズボンの人は、入口で貸し出されている巻きスカートを腰に巻きます。
写真パネルの展示では、こんな美しい修道院の姿もありました。
修道院を一通りみて、お昼を食べて(ちょっとしたカフェがいくつかあります。)、帰りの船まで残り約1時間。
この島にはメインのヴァラーム修道院の他に、小さな教会がたくさんありますが、点々と位置するそれらを全部見て回るのは、終日かかりそうな規模。
島内では自転車やカートの貸し出しをしているので、それでいくつかをピンポイントに回るのが効率的です。(船着場のすぐ近くに貸出所があります。)
残念ながら自転車はすべて貸し出し中だったのと、1時間で戻ってくるにはカートの方がいいだろうということで、カートを借りました。(徒歩では到底無理です。)
運転手付き、1時間RUB2,100。
こんな道をずんずん行くと、
1つ目の教会。(名前はわかりません。)
教会の前には大きな野菜畑。
自給自足しているのかな。
さらに先へ。
動物でもいそうな雰囲気ですが、何も出てきませんでした。
途中ですれ違ったクラシックカー。
なんか絵になる。
そして、もう1つの教会。(名前はわかりません。)
ここでも修道士さんが、庭と小屋の手入れ中。
本当にここで暮らしているかんじでした。
教会の裏はこんな綺麗な眺め。
この花々もきっと修道士さんたちが植えているのでしょう。
2つの教会を見て、写真を撮って、急いで戻って1時間ぎりぎり。
ヴァラームって本当に何も情報がなくて、最初は何を見たらいいのかも、所要時間がどれぐらい必要なのかもわからなかったけど、
結局、見るところと言ったら修道院と教会ぐらいだったわけですが、
とにかくのどかで、いようと思えばもっといられたなという印象でした。(天気が良ければ。)
木々が生い茂る森の中をカートで疾走するとか気持ち良すぎるし、湖の岸辺なんかも行ったら綺麗だったんじゃないかな。
ヴァラーム産チーズとか、ラドガ湖産サーモンとか、気になるものもあったけど、試す時間はありませんでした。
<おまけ>帰りの船より。
ラドガ湖はヨーロッパ最大と言うだけあって、海にいるかのような水平線。
でも、湖なので、風がなければ波が一切ありません!