だばいちぇロシア

サンクトペテルブルクに駐在する夫に帯同して、初の海外生活。楽しいことも辛いことも、言葉の通じない国での何でも体験記。

サンクトペテルブルクからの小旅行。大理石と渓谷美のルスケアラへ③

 

 

привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。

 

 

 

さて、ルスケアラの旅、2日目。

 

 

 

ソルタヴァラから船に乗って1時間

ヴァラーム(Валаам)という島に行きました。

 

 

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11:10 ソルタヴァラ発

12:05 ヴァラーム着

 

15:25 ヴァラーム発 

16:20 ソルタヴァラ着

 

 

 

 

ヴァラーム(Валаам)

ヨーロッパ最大の湖、ドガに浮かぶ、ヴァラーム列島。

 

 

50以上の島からなる列島の内、最も大きな島がヴァラーム島。

 

 

ヴァラーム修道院で知られる島です。

 

 

(キジ島があるのは、ヨーロッパ2番目の湖、オネガ湖。いっつもごっちゃになります。)

 

 

 

 

ルスケアラを目的としていた今回の旅。

 

 

完全にノーマークでした。

 

 

出発直前に「ヴァラームがいいらしい」と聞き、

 

 

時間があるし、行ってみるかー。ぐらいの気持ちで行きました。

 

 

島にある修道院

修道院の島。

 

 

きっと島自体が田舎で、質素な雰囲気で、特に何もないんだろうと思っていました。

 

 

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着いてみたら、だいぶ大きな船着場。

そして、大勢の観光客。

後から知りましたが、ヴァラームはけっこう立派な観光地のようです。

 

 

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船のチケットには、無料の島内ガイドが付いていて、説明を聞きながら島を回ることができます。

 

 

ただし、ロシア語。

 

 

ガイドに付いて回れば、説明がわからなくても効率よく島内を見れるかと思いましたが、なんとガイドは3時間コース。他に何もできなくなるので、早々に脱退して修道院へ。

 

 

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修道院の周りを城壁で囲まれているので、

 

塀を超えたら、

 

 

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ものすごく見上げる状態の修道院

 

 

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それにしても、オレンジ水色という、珍しい色。

 

 

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内部はとても広く(2階建て)、キンキラキンのイコンがいっぱいで美しいです。

 

※イコン…キリストや聖人、天使などを描いた聖画像。

 

 

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※教会に入る時、女性は頭を隠さなくてはいけません。帽子スカーフを必ず持参しましょう。

 

さらに、この教会は女性のパンツ姿も禁止されています。ズボンの人は、入口で貸し出されている巻きスカートを腰に巻きます。

 

 

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写真パネルの展示では、こんな美しい修道院の姿もありました。

 

 

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修道院を一通りみて、お昼を食べて(ちょっとしたカフェがいくつかあります。)、帰りの船まで残り約1時間

 

 

この島にはメインのヴァラーム修道院の他に、小さな教会がたくさんありますが、点々と位置するそれらを全部見て回るのは、終日かかりそうな規模。

 

 

島内では自転車カートの貸し出しをしているので、それでいくつかをピンポイントに回るのが効率的です。(船着場のすぐ近くに貸出所があります。)

 

 

残念ながら自転車はすべて貸し出し中だったのと、1時間で戻ってくるにはカートの方がいいだろうということで、カートを借りました。(徒歩では到底無理です。)

 

 

運転手付き、1時間RUB2,100

 

 

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こんな道をずんずん行くと、

 

 

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1つ目の教会。(名前はわかりません。)

 

教会の前には大きな野菜畑

自給自足しているのかな。

 

 

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さらに先へ。

動物でもいそうな雰囲気ですが、何も出てきませんでした。

 

 

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途中ですれ違ったクラシックカー

なんか絵になる。

 

 

そして、もう1つの教会。(名前はわかりません。)

 

 

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ここでも修道士さんが、庭と小屋の手入れ中。

本当にここで暮らしているかんじでした。

 

 

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教会の裏はこんな綺麗な眺め。

この花々もきっと修道士さんたちが植えているのでしょう。

 

 

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2つの教会を見て、写真を撮って、急いで戻って1時間ぎりぎり。

 

 

 

ヴァラームって本当に何も情報がなくて、最初は何を見たらいいのかも、所要時間がどれぐらい必要なのかもわからなかったけど、

 

 

結局、見るところと言ったら修道院と教会ぐらいだったわけですが、

 

 

とにかくのどかで、いようと思えばもっといられたなという印象でした。(天気が良ければ。)

 

 

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道のど真ん中で昼寝中の猫。

 

木々が生い茂る森の中をカートで疾走するとか気持ち良すぎるし、湖の岸辺なんかも行ったら綺麗だったんじゃないかな。

 

 

ヴァラーム産チーズとか、ラドガ湖産サーモンとか、気になるものもあったけど、試す時間はありませんでした。

 

 

 

 

 

<おまけ>帰りの船より。

ドガ湖はヨーロッパ最大と言うだけあって、にいるかのような水平線。

 

でも、なので、風がなければが一切ありません!

 

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