привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
ソロヴェツキ―島の観光は、ベルーガや修道院以外にもいくつかアクティビティがあるのでご紹介します。
ラビリンス(ストーンサークル)
ソロヴェツキ―島にはいくつかのラビリンス(スローンサークル)があり、それらが造られたのは紀元前と言われています。詳細はいまだわかっていませんが、宗教的な儀式が行われていたと考える説が有力なようです。
ホテル・ソロフキから徒歩1分の場所にもストーンサークルがあったので見に行ってみました。
ぼーっと歩いていたら、うっかり石を蹴っ飛ばしてしまいそうだけど、紀元前から何千年もこの状態が保持されているのはすごいですね。
サイクリング
島内には自転車レンタル屋さんがいくつかあります。1日借りてもRUB700。終日観光の日は、自転車を借りて島を探検してみることにしました。
レンタル屋さんにおすすめサイクリングコースが書いてあったので、島の最南端にあるペチャク展望台(Мыс Печак)を目指してみることに。ホテルからは約8kmの距離です。
自転車は止めてある中から好きなものを選んでいいよーと言われたのですが、中にはブレーキハンドルがないもの(ペダルでブレーキをかけるもの)もあるので、そのタイプに乗りなれない日本人には要注意です!
そして、繰り返しになりますが、島内は「圏外」です。google mapのGPS(現在地情報)のみが頼りなので、迷子にならないように!
さて、前夜に雨が降ったものの、当日はところどころに雲の隙間が見え、開けた白海を垣間見ながら気持ちよく進んで行ったのですが・・・
あれ。なんか無理。
途中からどんどん沼地と化していき、とうとう自転車のタイヤが埋まるほどになってしまったので、やむなく断念。さすが田舎道。雨天の後は要注意です。
交渉の岩(Переговорный Камень)
引き返す道中、こんな看板を発見。
そのまま戻るのもあれなので、ちょっと寄ってみることに。後から調べて分かったのですが、交渉の岩 (Переговорный Камень)とは、1855年のクリミア戦争時、英仏連合軍が食料となる牛を要求してきましたが、この島の修道院長は頑として受け入れず撤退させたことを記念して造られた、この交渉の要約が書いてある碑文だそうです。(牛は修道士たちの大事な栄養源=ミルクだったそうです。)
間違いなく近くまでは来たけど、石碑のようなものは見当たらない。とりあえずお腹が空いたので座っておやつでも…と休憩をしていたら、ちょうど歩いてきたおばちゃんが教えてくれました。
左端に映っている大きな石が交渉の岩です。
あ、そこ。さっきまで座ってた。
うーん。
表面はだいぶ削れていて、何が書いてあるのかはわかりませんでした。一説によると、ここは実際に交渉が行われた場所ではなく、ただちょうどいい石があったからとかなんとか。そんな適当なんかぃ!
その他エクスカーション
今回申し込んだのはベルーガツアーのみですが、他にも群島ツアーや運河ツアーというのも行われています。
ソロヴェツキ―島内には52の湖があり、すべて運河で繋がっています。運河ツアーは、それらの原生林の中を手漕ぎボートでめぐるという、自然をたっぷり感じられそうなツアーです。ちょっと面白そうでしたが、今回はどれも満席だったので申し込めませんでした。
こんな田舎感あふれるソロヴェツキ―島に是非行ってみたい!という方。(このご時世にそんな方はいるのかしら。)ソロヴェツキ―島への行き方は次回に続きます。