だばいちぇロシア

サンクトペテルブルクに駐在する夫に帯同して、初の海外生活。楽しいことも辛いことも、言葉の通じない国での何でも体験記。

サンクトペテルブルクからの小旅行。世界遺産キジ島への行き方。

 

 

 

привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。

 

 

サンクトペテルブルクから行ける世界遺産、キジ島に行ってきました。

 

 

 

 

キジ島への行き方

まずは、ロシア連邦カレリア共和国の首都、ペトロザボーツクまで行く必要があります。

 

 

サンクトペテルブルクからペトロザボーツクまでは飛行機で行くこともできますが、実は 鉄道 が便利。

 

 

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ラドーシスカヤ(Ладожская)駅から特急列車で約5時間

 

 

金曜日は、サンクトペテルブルク発ペトロザボーツク行き寝台列車も走っているんです。

 

 

<ラドーシスカヤ(Ладожская)駅>

 

 

<今回のスケジュール> 

行き

23:20 サンクトペテルブルク

06:50 ペトロザボーツク着

 

10:00 ペトロザボーツク発

11:30 キジ島着

 

帰り

15:30 キジ島発

17:00 ペトロザボーツク着

 

18:00 ペトロザボーツク発

22:59 サンクトペテルブルク

 

 

サンクトペテルブルクからペトロザボーツクへ(鉄道)

「天気を見てギリギリに予定を立てよう。」

 

なんて思っていたら、危うく売り切れるところでした。

 

 

 

今回の寝台列車2等3等のみ。

 

 

2等は4人部屋

 

①男性のみ

②女性のみ

③混合

 

 

のコンパートメントがありますが、最初からそれぞれのコンパートメントが決まっているわけではなく、どうやら最初にそのコンパートメントを予約した人の性別で決まる(のかな?定かではありません。

 

 

予約時にはほとんどが女性専用

 

 

夫婦で混合部屋をとろうと思ったら、1部屋しか空いていませんでした。 

 

 

あぶない、あぶない。

 

 

ちなみに、3等は車両内に合宿所の如く人が入り乱れます。(個室なし。)

 

 

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2等の4人部屋

 


二段ベッドは、下がおすすめ

 

 

なぜなら

テーブルを使える

天井に頭がぶつからない

 

 

そして、全ての車両に言えることかはわかりませんが

 

 

③充電用コンセントがあるのは下段のみ!

ご注意ください。

 

 

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23:20に出発して、すぐに就寝。

(ほぼ)日帰りなので、着替えもなしです。シャワーも歯磨きも家で済ませてます。

 

 

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6:50、ペトロザボーツクに到着。

 

 

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ムルマンスクへの看板発見!

 

(↓ムルマンスクについて)

 

 

ペトロザボーツクからキジ島までは、1時間半

 

 

ペトロザボーツク駅から船乗り場までは徒歩で約30~40分

 

 

時間があるので、朝の散歩がてら歩いて行きました。(道を間違えて1時間かかりました。)

 

 

ペトロザボーツクからキジ島へ(船)

チケットの予約

キジ島行きの船はカレリアホテルが運行しているので、予約はホテルのHPから。

 

 

http://karelia-hotel.ru/kizhi/

※英語に切り替えると、キジ島に関するページは出てきません!!

ロシア語で見るしかないということです。

 

 

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(引用:カレリアホテルHP)

 

 

実はスケジュールを立てる上で、これが一番の難関

 

 

基本は1日往復1便。

それ以外は、混雑状況によって追加運行。

それがいつどの時間帯に追加になるかはわからない。

 

 

※湖が凍る冬は運行していないので、通常5月中旬~9月中旬にしかキジ島に行くことはできません。

 

 

marronskyたちは、帰りの電車(18:00発)に間に合うように戻って来なくてはいけない。

 

 

行きと帰りの便はセットなので、キジ島の滞在時間を長く(短く)するというのも不可能。

 

 

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キジ島行きの船

 


船着場にチケット売場もあるので当日購入も可能だけど、まぁ念のために事前にチケットをとっておくかー。

 

 

と、一週間前に予約をしようと思ったら

 

 

 

 

満席。

 

 

 

現時点で何時の便が追加になっているのかも

今後追加の予定があるのかもわからないけど、

とりあえず今空いている席はない。らしい。

 

 

 

 

 

天気がどうこう言って

晴れる日、暖かい日を狙っていると

こうなるということか。

 

 

 

 

一度は諦めたものの、ホテルにメールしておきました。

 

 

「もし空きが出たら教えてね。」

 

 

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一見、進入禁止に見える柵の先が船乗り場です。

 

 

木曜日。

 

 

「2席空きが出ました。」

 

 

!!!

 

 

しかも、電車との接続が一番いい便!

 

 

 

急いで鉄道の予約!(だから電車もギリギリだったのです。)

 

 

「席だけ確保してあるから、当日にホテルに来て支払えばいいよ。」という、なんとも親切な対応。

 

 

こうして、前日に急遽キジ島行きが決まったのでした。

 

 

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船内の様子

 

料金

往復:RUB3,500(約4,900円)

 

 

 

高っ!

ちなみに、今回の鉄道料金は往復RUB3,060(約4,300円)です。

 

 

 

そして、一番の謎。

 

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 (引用:カレリアホテルHP)

 

 

別途入島料(ロシア語ガイド付) RUB600。約840円)

 

 

 

 

始めからセットでよくない?

 

 

別になってるせいで

 

 

買わなくても楽しめるのか?

 

 

とか考えてしまう。だって、他に何かある島でもないし。

 

 

ホテルから「入島料もつける?つけない?」って聞かれたけど、どういう場合が「買わない」って選択肢になるんだ??

 

 

 

ロシア語ガイドが不要なら買わなくてもいいの??

 

 

 

 

結果的には

 

 

買わないと中に入れません。

 

 

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しっかりチケット売場とゲートがありました。

船と一緒に買ってもいいし、ここで買ってもいいということらしい。

 

 

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 プレオジェンスカヤ教会へ入るには

さらに300ルーブルです。

 

 

ペトロザボーツクからサンクトペテルブルクへ(鉄道)

帰りは寝台列車ではないので、通常の座席。

 

 

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駅前にはパン屋さんやハンバーガー屋さんがあったので、夕食は車内で。

 

 

5時間って長いかなーと思っていましたが、車内はWi-Fiが繋がっているので、iPadで動画を見ていたらあっという間でした。(途中途中で電波はぶっちんぶっちん切れますが。)

 

 

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