привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
サンクトペテルブルクならではのイベントの1つ、
赤い帆祭り
Алые паруса(アーリエパルーサ)
高校生の卒業をお祝いするパーティー(праздник выпускников)です。
開催は毎年6月下旬。
今年は6月25日(金)から26日(土)にかけてのの夜に行われました。
赤い帆祭り(Алые паруса)
ロシアの作家、アレクサンドル・グリーンの童話「赤い帆」をテーマに、高校生が自分たちの卒業を祝ったことが始まり。
今では、サンクトペテルブルクが街をあげて行う、盛大な卒業パーティーです。
↓公式HP
コロナさえなければ
これをお目当てに、毎年ロシア国内外から100万人規模の観光客が訪れるとか。
第一部
メイン会場は、エルミタージュ美術館前の宮殿広場です。
22時から、若者に人気のアーティストのコンサートが行われます。
ここに入れるのは卒業生と、その同伴者1名のみ。
卒業生に配布される招待状は毎年デザインが変わり、ギリギリまで情報が一切洩れないようにするという、徹底した偽造・違法販売対策。
それほどみんなが行きたがるイベントということですね。
第二部
日付を超えて0時半からが、お待ちかねのプログラム。
ネヴァ川沿いの 花火&赤い帆 です
白夜のこの時期。
薄明りの空と盛大な花火をバックに、
赤い帆の船がネヴァ川を航行します。
これは誰でも見ることができる
はずでしたが
今年はコロナのため、直前になって卒業生と同伴者のみしか入れなくなってしまいました。
25日の昼から26日の朝まで、川沿い含め、一帯が完全封鎖。
エリア内のレストラン、カフェも一斉休業。
一説によると、ロシア最大のウォーターショーであり、花火ショーの1つらしい。(ロシアという国自体が最大すぎて、本当にロシア最大なのかどうかは不明ですが…)
やっぱりどうしても見てみたい!
ギリギリの時間までネヴァ川近くの友人宅で待機し、ダメもとで川沿いに行ってみました。
!!
よくわからないけど入れた。
そして、ついに…
赤い帆 の登場!
約30分間の花火ショー。
戦勝記念日(5月9日)の花火よりも断然すごかった。
こんな大迫力の花火は久しぶりに見たかも。
赤い帆も格好よかった!
日本で言ったら、成人式のようなものなのかな。
水辺の街サンクトペテルブルクならではの最高のイベントでした!
第三部
花火を見た後は、卒業生たちは宮殿広場に戻り、コンサートは朝の4時まで続いたそうです。
リハーサル
この赤い帆。
実は6月上旬頃、すでにネヴァ川に到着しています。
本番までの間、何回かリハーサルも行われています。
当日の見学が難しい場合は、リハーサルや昼間停泊している船を見るのも一つの方法です!