привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
最近、寒いです。
だって、毎日がこんな気温。
9月の寒さとしては今年は異常だそうです。
(今年の暑さも異常だった気がするけど…。)
日本だったら、間違いなく暖房を使っているはず。
ロシアの暖房、Отопление(アタプレーニエ)
ロシアの冬を越すためには、暖房設備が欠かせません。
そんなロシアでは、大半の家に「セントラルヒーティング」という設備が元々設置されています。個人で暖房器具を購入する必要はありません。
ロシア語ではОтопление(アタプレーニエ)と言いますが、
これ1つで家中あったか。
24時間フル稼働という、優れもの。
街の中にある巨大お湯工場から、各建物に熱湯が供給され、セントラルヒーティングの中を熱湯が通ることで、部屋が温まるという仕組みです。
街のお湯工場から供給される熱湯で機能するということは、つまり、自分で操作が不可能ということ。
政府がお湯の供給を始めた時が、その年の暖房の始まり。
「気温8℃以下が5日間続いたら」開始すると言われていますが、
最高気温が8℃以下なのか、
一瞬でも8℃以下を記録すればカウントされるのか、
詳細はロシア人にもわからないそう。
(さらに、条件は”5日連続”なので、一番困るのは2日おきとかに寒くなることです。)
さて、異常な寒さが続くこの9月。
家の中ではセーターを着て、真冬の寝間着を着て、掛布団を二重にして、暖房開始をまだかまだかと心待ちにしていたら、
近所の知人は既に部屋が暖かくなったと。
ん?!
え?!そうなの?!
ということは、家の辺りにはお湯が運ばれてきているということか?!
アパートのコンシェルジュに聞いてみました。
「セントラルヒーティングって始まった?」
「え?3日前から始まってるよ。まだ寒いの?」
おぃ!
そうなのか?!
急いで大家に連絡。
我が家は春の暖房終了時に、家の中にある元栓?スイッチ?は大家がすべて切りました。冬になったら自分が開けにくるから「Don't Touch!!」と繰り返し強調して。
他の何人かに聞いたところ、家の構造や古さなのか、大家の性格なのかはわかりませんが、セントラルヒーティングの元栓?スイッチ?が一年中開けっ放しの家は、お湯の供給と共に自動的に家が温まったようです。
ちなみに、我が家のゴージャスな大家は、ただいまキプロスでバケーション中。
記念すべき9月19日。
大家が管理会社の人を手配してくれて、我が家にもようやく暖房がやってきました。
暖かい・・・
今日からは部屋着も寝間着も掛布団も、夏仕様に変わります。
ちなみに、管理会社の人がセントラルヒーティングの元栓を開けると・・・
管からは、ものすごい色の水が出てきました。