привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
ロシアのレストランで、辛いメニューを選んでも、たいして辛くないことがほとんどです。ちょっと辛いね、ってぐらい。
それがもう、びっくりする辛さに出会いました。
РАМЕН ШИФУ(ラーメンしふ)
住所:8-я лин. В.О., д. 15, Санкт-Петербург, 199034
営業時間:11時~21時45分
ラーメンというよりは、中華麺のお店です。
場所は、エルミタージュ美術館やネフスキー通りがあるサンクトペテルブルク中心部の隣の島、ヴァシリエフスキー島(Васи́льевский о́стров)。ネフスキー通りからは、バスで行くとお店の近くまで行くことができます。
注文はカウンターで。お会計をすると番号札が渡され、出来上がるとベルが鳴るという、フードコートのような仕組みです。
メニューは数種類の麺と、ちょっとしたおつまみのみ。ラーメンの他に、炒麺もいくつかあります。
各種大(900g)小(600g)2種類のサイズがありますが、小サイズでRUB320(約480円)~と、値段も手頃。
麺の種類も選べます。この6種類の他に、刀削麺もあります。(ロシアで刀削麺が食べられるとは!)
おつまみと言っても、アルコールは置いていません。(ラーメンなのに!)なので、おつまみと言うよりはお惣菜という立ち位置?
「Черные древесные грибы」=黒い木のきのこっってなんだ?と思ったら、中国語表記が「木耳」。
”きくらげ”じゃん!
RUB120。
ビールは販売していませんが、どうしても飲みたくて…。カウンターのお姉さんに聞いたらOKって言うので持ち込みです。(もしかしたら店員さんの采配によるかもしれません。)
そして、麺の登場。
麻辣麺(刀削麺)。
麻辣麺のイメージがだいぶ違うけど、まぁ、ちょっと辛めの麺を食べようかな~ぐらいの気持ちだったので、こんなものかと一口食べたら・・・
辛っっ!!!
花椒の、あのびりびり痺れる辛さです。麻辣麺って言ったって、日本の坦坦麺ぐらいの辛さだろう…だなんて見くびってました。
「なんだー。普通のラーメンにちょこっと麻辣を乗せただけじゃん。」なんて最初は思ったけど、いやいや、これ以上汁に混ざらないでくれ!
口の中も唇も、もうびりっびり。
きくらげがものすご~く甘く感じる。オアシス。
だけど、辛いだけじゃなくて、なんかあとをひく旨さ。麺ももっちもちで美味しい。
辛い。
旨い。
辛い。
熱い。
辛い。
ひーひー言いながら、一緒に食べていた夫は汗だらだら。外は雪の世界なのに、体中が燃え上がっている。
ロシアでこんな事態に陥るとは思ってもいませんでした。。。
ちなみに、もう1つ頼んだのは、
トラディショナル麺(細麺)の辛さトッピングあり。(こっちも辛いのかぃ!)
・・・?
麻辣麺と全く一緒じゃないか・・・?
って一瞬思いましたが、こちらははラー油のような唐辛子の辛さで、味は全く違います。そして、辛さも優しめ。ラーメン5種類のうち、辛さレベル1です。(麻辣麺は唯一の辛さ3です。)
周りにロシア人が何組かいましたが、辛いメニューを選んでる様子は皆無。こんなのを頼むのはアジア人だけかもしれません。
店内では、注文を受けてから麺を打つところのライブ中継をしています。(料理人はおそらく中国人?)
体には悪そうだけど…でもまた行きたくなるような、中毒性のあるラーメンしふ。辛いもの好きは是非お試しあれ。