だばいちぇロシア

サンクトペテルブルクに駐在する夫に帯同して、初の海外生活。楽しいことも辛いことも、言葉の通じない国での何でも体験記。

【サンクトペテルブルク観光地】ファベルジェ美術館とインペリアル・イースター・エッグ

 

 

 

привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。

 

 

我が家の大家はゴージャスです。

 

 

ゴージャスってどんなかと言うと、

 

 

①金髪

②縦巻きロール

③香水

④真っ赤なマニキュア

⑤毛皮のコート

 

 

を想像してできあがったイメージ。

 

 

それが我が家の大家です。

(決してディスっているわけではありません。とてもいい人です。)

 

 

 

そんな大家から、数あるサンクトペテルブルクの観光地の中から一番にゴリ押しされたファベルジェ美術館に行ってきました。

 

 

 

ファベルジェ美術館(Музей Фаберже)

住所:набережная реки Фонтанки, 21, Санкт-Петербург, 191023

営業時間:10:00~20:45

年中無休

入場料:RUB500(オーディオガイド無)

    RUB1,000(オーディオガイド有)

※オーディオガイドに日本語はありません。

 

 

ロマノフ王朝御用達の宝石商&金細工師であるカール・ファベルジェの作品を展示している美術館です。

 

 

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入口はいたって普通の道路沿いにあります。

 

 

2013年、シュヴァーロフ宮殿を改修して開館したというだけあって、内装は豪華絢爛。

 

 

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ロシア皇帝が使っていた宝飾品や金銀細工、絵画など4,000点を所蔵しています。

 

 

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個人的に気に入ったこれ。何を入れて使っていたのでしょう?

水?紅茶?ウォッカ

いずれにしろお洒落です。

 

 

 

一番の目玉は、世界中の観光客が押し寄せるという、インペリアル・イースター・エッグです。

 

 

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左上)「月桂樹」ニコライ2世が母マリア皇后に贈ったもの。

 

右上)「鳩時計」上部のボタンを押すと、金の雄鶏が現れて、羽ばたきながら唄う仕掛け。

 

右下)「15周年記念」ニコライ2世の在位15周年を記念して作られたもの。素材にはダイヤモンド、象牙、水晶などが使われています。 

 

左下)…詳細はわかりませんでした。

 

 

 

インペリアル・イースター・エッグとは?

イエス・キリストの復活を祝うイースター

そのシンボルとなるのが卵型のイースター・エッグ

 

 

ファベルジェの作品は数多くありますが、1885年から1916年の間にロマノフ王朝の皇帝アレクサンドル3世ニコライ2世がファベルジェに作らせた、宝石や貴金属で煌びやかに飾られているイースターエッグ「インペリアル・イースター・エッグといいます。

 

 

その数は全部で50点しかないと言われており、そのうちの9点がこのファベルジェ美術館に展示されています。

 

 

繊細な装飾だけでなく、卵の中から何かが出てくるような仕掛けが施されているのも魅力の1つ。ロシア革命後、多くはソ連の外貨獲得のために国外へ流出しました。

 

 

2014年、アメリカの蚤の市で見つかったインペリアル・イースター・エッグには、なんと34億円の価値がついたそう?!

 

 

 

ちなみに、marronskyがこの「インペリアル・イースター・エッグ」に興味を持ったきっかけは、名探偵コナン 世紀末の魔術師」です。

 

 

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ギフトショップ

一通り見学しての感想。

 

 

ん~!!

なんともゴージャス!!

 

 

細かな装飾、華麗な宝石、ずっと眺めていられそうでした。

 

 

ちょっと気分もよくなって、記念にレプリカでも…なんて思っていたら

 

 

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1個14,700ルーブル(約2万円)…。

 

 

 

値段もゴージャスでした。

 

 

小さいのでも6,900ルーブル(約1万円)。

お土産はまたの機会に…。 

 

 

 

カフェ

ファベルジェ美術館にはカフェも併設されています。とても可愛らしい雰囲気で、美術館のチケットがなくても入ることができます。コーヒーを飲みながらパソコンを広げている人もいました。

 

 

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HPには軽食メニューも載っていたのですが、この日は何故か食べ物はケーキのみ。飲み物はアルコールを含めて、いろいろな種類があります。

 

 

お土産も買えなかったし、ケーキでも食べて帰りましょうか。

 

 

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チョコレートチーズケーキ