だばいちぇロシア

サンクトペテルブルクに駐在する夫に帯同して、初の海外生活。楽しいことも辛いことも、言葉の通じない国での何でも体験記。

サンクトペテルブルク観光地。ロシア革命の象徴「巡洋艦オーロラ」

 

привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。

 

 

サンクトペテルブルクの観光地の1つに 軍艦 があります。

 

 

ずっと気になっていた場所。

 

 

 

先日、やっと見に行ってきました。

 

f:id:marronsky:20210702175138j:plain

船首の旗はロシア海軍

巡洋艦オーロラ(Крейсер Аврора)

住所:Петроградская наб., Санкт-Петербург, 197046

定休日:月・火曜日

営業時間:11時~18時

入場料:RUB700

 

 

エルミタージュ美術館からもほど近い場所です。

 

f:id:marronsky:20210702174357j:plain

 

着いてびっくり。

チケット売場は長蛇の列!

平日12時過ぎに着き、1時間以上並びました。

 

 

 

見学時間は約30分~1時間

 

 

 

内部は資料館になっています。

 

f:id:marronsky:20210702175334j:plain

 

いつものことですが、説明はロシア語。

(と、一部英語あり。)

 

f:id:marronsky:20210702175322j:plain

 

 

内容をもっと理解できたらいいのに。

 

っていつも思う。

 

marronskyは、毎回なんとなく見て回るしかできません。

 

 

f:id:marronsky:20210702175344j:plain

 

だけど、1か所だけ読めちゃうところがありました。

 

f:id:marronsky:20210702175311j:plain

(上)日本海々戦ニ於テ…

f:id:marronsky:20210702175257j:plain

東郷平八郎

 

 

実は、オーロラ号。

 

バルチック艦隊として、日露戦争で日本と戦った軍艦でもあるのです。

 

オーロラ号と日露戦争

1897年、サンクトペテルブルクで起工

1903年、就役。

 

 

1905年、バルチック艦隊の一員として、日本海海戦を戦う。

 

 

 

昔教科書で習った通り、日露戦争は日本が勝利を収めますが

 

なんとか沈没を免れたオーロラ号は、バルチック艦隊の数少ない生き残りです。 

 

 

f:id:marronsky:20210702175528j:plain

間近で見ると大迫力!

 

オーロラ号とロシア革命

第一次世界大戦中の1917年、ロシア革命が勃発。

 

  

 

オーロラ号の乗組員たちは革命側につき、革命委員会(ソビエト)がオーロラ号の艦内に作られました。

 

f:id:marronsky:20210702175244j:plain

 

 

 

1917年10月。

 

オーロラ号の砲撃 を合図に、冬宮への進撃を開始。

 

※冬宮・・・かつてのロシア帝国の宮殿。 現・エルミタージュ美術館

 

 

 

 

そして、臨時政府は崩壊しました。

 

 

 

 

ロシア革命(10月革命)の口火をきったオーロラ号。

 

 

 

今ではロシア革命の象徴的な存在とされています。

 

 

f:id:marronsky:20210702175210j:plain

 

その後、1956年から博物館船として公開されています。

 

f:id:marronsky:20210702175222j:plain



 

戦争や革命などの政治的な部分については、日本人、ロシア人、人それぞれによって考えが異なると思いますが、とりあえず毎回思うこと。

 

 

 

 

もっと日本史・世界史を勉強しておけばよかった。

 

 

 

 

 

f:id:marronsky:20210702220615j:plain