привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
ミハイロフスキー劇場でバレエ「Coppélia(コッペリア)」を見た時の記録です。ロシア語でも「Коппелия(コッペリア)」です。※2022年3月以前の情報なので、現在は諸々変わっている可能性があります。
(引用:ミハイロフスキーHPより)
さくっとストーリー
主な登場人物
・ポーランドのある村に住む青年フランツ。
・フランツの婚約者のスワニルダ。
・偏屈な人形職人のおじいさんコッペリウス。
・とても美しい少女コッペリア。
第1幕
フランツは、コッペリウスの家のベランダで本を読むコッペリアに一目ぼれをする。スワニルダは、そんなフランツを見て大喧嘩。婚約解消してしまいます。
ある日、スワニルダとその友達たちは、コッペリアに会ってみようと、コッペリウスが出掛けている間にコッペリウスの家に忍び込む。すると…
第2幕
コッペリウスの家の中はコッペリウスが作った人形だらけ。実は、コッペリアもからくり人形だったという事実が発覚。そこへ帰宅したコッペリウスは、怒って少女たちを追い払うものの、スワニルダは部屋の中にうまく隠れる。さらに、そこにフランツまでもコッペリアに会おうと忍び込んでくる。
そこでコッペリウスは思いつく。フランツをお酒で酔わせ、フランツの命を抜いて自信作のコッペリアに吹き込もうと。その一部始終を陰から覗いていたスワニルダは、コッペリアに成りすまし、コッペリウスをからかいながら大騒ぎ。騒ぎで酔いからさめたフランツは、コッペリアが人形だったと気づき、スワニルダと仲直り。
第3幕
フランツとスワニルダの結婚式。
めでたしめでたし。
事前にインターネットで調べた情報だと、おおまかにこんな感じでした。
しかし、ミハイロフスキーのコッペリアは、微妙に違いました。
第2幕
フランツが窓から忍び込もうとしていることに気が付いたスワニルダとコッペリウス。スワニルダからフランツへの不満を聞いたコッペリウスは、スワニルダにコッペリアのフリをさせる。そして、スワニルダ扮するコッペリアにすっかり騙されたフランツは全ての事実を知り愕然とするも、コッペリウスがフランツを反省させ、二人はめでたく仲直り。
もしかして、コッペリウスはいいおじいさん?いろんなパターンがあるんですね。
(引用:ミハイロフスキーHPより)
座席と値段
Stalls/Row10/Seat2
RUB2,500
(引用:ミハイロフスキーHPより)
今回は右端から。
感想
振付にパントマイム要素もふんだんに取り入れられた、コメディタッチのバレエでした。途中途中で客席から笑いも起こっていました。このタイプは初めて見ましたが、とても面白かったです。今まで観た中でも結構お気に入り度高めの作品でした。
<からくり人形のコッペリア> 人形っぽく踊るところも見ていて飽きないです。
(引用:ミハイロフスキーHPより)
コメディなので、最初から最後まで舞台上も常に明るい雰囲気。見ているこっちも明るくなります。衣装も可愛らしい村娘というイメージ。
(引用:ミハイロフスキーHPより)
気のせいかな。今回は舞台上の人がものすごく多く感じました。キャストが多かった?セットが幅をとっていたから?わかりませんが、常に賑やかな印象でした。
バレエ鑑賞は途中で飽きてしまうという人でも、コッペリアは演技的な要素も多いので、とても観やすいのでは、と思いました。
ストーリーもわかりやすいので、幼稚園ぐらいの小さい子どもたち(男の子も女の子も)もたくさん来ていました。この歳からこんな本場のバレエを見ているなんて、なんて幸せなのか!