привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
バレエの鑑賞記録。
少しずつ残していこうと思います。
チャイコフスキー三大バレエの1つ、「眠れる森の美女」
ロシア語で「Спящая красавица(スピャシャヤ クラサビッツァ)」。
(引用:ミハイロフスキーHPより)
ディズニー映画でお馴染みなのでストーリーを知っている人も多いと思いますが、1890年、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演された作品です。(今回見に行ったのはミハイロフスキーですが…)
<チャイコフスキー三大バレエ>
・白鳥の湖
・眠れる森の美女
さくっとストーリー
主な登場人物
・オーロラ姫
・デジレ王子
・リラの精
・悪の精カラボス
プロローグ
場所はフロレスタン王国。
オーロラ姫誕生のの洗礼式をお祝いしている最中、宴に呼ばれなかったことに腹を立てた悪の精カラボスが現れ、「オーロラ姫が16歳になると、指に針を刺して死ぬ」という呪いをかける。そこにリラの精が「死ぬのではなく、100年の眠りにつく」ように呪いを弱める魔法をかける。100年後、彼女を愛する王子のキスで目が覚めると。
第一幕
オーロラ姫の16歳の誕生日。
人々がお祝いに駆けつける中、紛れ込んだカラボスから贈られた花束の針を刺してしまい、オーロラ姫は眠りにつく。そこで、リラの精は、オーロラ姫が目覚めた時に皆も目が覚めるように、王国の人々も共に眠りにつかせる。
第二幕
100年後。
森で狩りをしているデジレ王子に、リラの精はオーロラ姫の幻影を見せる。その姿に魅了された王子は、お城に向かい、悪の精カラボスを倒してオーロラ姫を100年の眠りから覚ます。
第三幕
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式。
みんなで踊って、めでたしめでたし。
休憩を2回挟む、2時間45分の公演です。
座席と値段
今回は1階席平土間。
RUB2,500
Stalls / Row10 / Seat19
(引用:ミハイロフスキーHPより)
ここは値段と見え方が一番バランスの良い場所だと思っています。
前に大きなロシア人が座らない限り、舞台の端から端まで、すべてがしっかり見渡せます。
感想
誰もが知るファンタジー作品なので、わかりやすいストーリー、愛らしいオーロラ姫、終始華やかでハッピーエンド、という子供から大人まで純粋に楽しめる舞台です。
振り付けの細かいことはわかりませんが、ディスニーランドのようなワクワクする陽気な音楽と踊りでした。オーロラ姫だけでなく、妖精たちの色とりどりの衣装もプリンセスのような夢のある衣装です。
(引用:ミハイロフスキーHPより)
そして、この「眠れる森の美女」の一番の魅力は、なんと言っても悪の精カラボスだと思います。ディズニー版ではマレフィセントという魔女ですが、バレエ版では男性が演じています。
(引用:ミハイロフスキーHPより)
その力強さ、迫力と言ったら。
なのに、どこか妖艶。
洗礼式の場面でも誕生日の場面でも、彼が出てきた瞬間に舞台の雰囲気がガラッと変わる。もう目が釘付けでした。最後のカーテンコールでは、観客総立ちで彼に拍手を送っていました。
<おまけ>
会場にはこんな可愛らしいお姫様も。