だばいちぇロシア

サンクトペテルブルクに駐在する夫に帯同して、初の海外生活。楽しいことも辛いことも、言葉の通じない国での何でも体験記。

歯が抜けたら枕の下へ。お金に変わるロシアの慣習。

 

 

 

привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。

 

 

 

先日、日本人の友人のお宅にお邪魔しました。

 

 

 

彼女の子どもがちょうど歯の生え代わりの時期で、上の前歯がぐらぐらしていると。

 

 

 

「じゃあ、抜けたら縁の下に投げ入れなきゃね~」って言ったものの、

 

 

 

ん??

 

ロシアには縁の下なんかない。

どうするの??

 

 

 

と、その友人に聞いたところ、

 

 

 

ロシアには歯の妖精(Зубная фея)というのがいるらしい。

 

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後で調べてみると、欧米では一般的な文化で、抜けた歯を枕の下に入れて寝ると、翌朝お金お菓子に変わっているそうです。

 

 

 

ウィキペディアでも出てくるぐらいなので、それなりの認知度。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF%E3%81%AE%E5%A6%96%E7%B2%BE

 

 

 

彼女の子どもも、この前の歯はお金に変わったよ!」って話してくれました。

 

 

 

後ろでお母さんがニヤニヤしていましたけど。

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ネットには、

 

 

・歯の妖精を上手く演じるためには、いつ抜けるかわからない歯のために、小さなコインは常に準備しておくこと。

 

・歯の妖精調査によると、ここ10年間で歯1本あたりの交換額は上昇している。

 

・枕の下の歯が寝ている間にどこかにいっちゃわないように、歯の入れるポケットがついた枕も売っている。

 

 

なんて情報までありました。

 

 

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日本では、上の歯が抜けたら縁の下、下の歯が抜けたら屋根の上に放り投げますが、所変われば慣習も変わるもので、へぇ~!っと思った出来事でした。

 

 

 

 

 

ちなみに、抜けた歯をうっかり食べ物と一緒に飲みこんじゃった、なんて場合。

 

 

枕の下に入れておく歯が無くてもお金(またはお菓子)になるか否かは…

 

 

歯の妖精さん次第のようです。