привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
日本にいた頃からミュージカルや宝塚を観劇することが好きだったので、サンクトペテルブルクで本場のバレエを見るのも楽しみにしていました。
去年の冬からは、月に1度のお楽しみとしてバレエを見に行くことにしています。
とは言っても、バレエに関しては超初心者。
知識があるわけでも、有名なダンサーを知っているわけでも、ましてや踊りやオーケストラの良し悪しを判断できるわけでもないので、書き綴ることは避けていたのですが、いろいろ見ていると、この作品は良かったな。この作品は好きじゃないな。というのが出てきたので、ただの個人的な備忘として残したいと思います。
まずは劇場について。
サンクトペテルブルクで最も有名なマリインスキー劇場と肩を並べる劇場がもう1つあります。
ミハイロフスキー劇場(Михайловский театр)
住所:пл. Искусств, 1, Санкт-Петербург, 191186
1833年に創設された劇場で、元は演劇用の劇場でしたが、今はバレエ&オペラの専用劇場です。
現在のミハイロフスキー劇場と言う名前になったのは、意外にも2007年と、つい最近のこと。日本では「レニングラード国立バレエ」の名前で公演しています。
マリインスキー劇場と比べて「小劇場」とも呼ばれていますが、ネフスキー通りからは徒歩5分。
アクセスの良さは抜群の劇場です。
本当に普通の建物なので、初めて行った時は「ん?これ?」という印象でした。入口なのか裏口なのかもわからないような。
チケットの買い方
マリインスキー劇場と同じく、ミハイロフスキー劇場も公式HPから英語で購入することができます。
(HP)https://mikhailovsky.ru/en/
メールアドレスを登録して会員になり、
①クレジットカードで支払いが完了すると、
②登録したメールアドレスにバーコードのついた電子チケット(PDF)が送られてくるので、
③あとは、それを劇場で見せるだけ。
マリインスキー劇場と全く同じです。チケットは携帯電話で表示すればいいので、印刷の必要はありません。
ミハイロフスキー劇場の内部
入口を入ると、まずは金属探知機。何か言われたことも、言われている人を見たこともないので、ご安心を。
入ってすぐ左には、クロークがあります。
各階にクロークがあるマリインスキー劇場と違い、ミハイロフスキー劇場のクロークは1階にしかありません。
座席によってコートを預ける場所が異なるので、預ける前にチケットを用意しておきましょう。
(一番手前が2階席、次に1階席だったと思います。)
そして、劇場内部は、オレンジを基調とした明るい空間。
「小劇場」と言っても、しっかりとした広さと豪華さです。
ミハイロフスキー劇場のカフェ
2階には、劇場には必須のカフェもちゃんとあります。
飲み物は、コーヒー・紅茶から、ワイン・ウォッカなどのアルコールまで。
ワインはRUB400~500ぐらいなので、ちょっと割高?
やっぱりロシア人は甘いものが大好き。
食べ物はケーキなどのスイーツがメインです。
シャンパンのお供に、イクラやサーモンがのったバゲットなどもあります。
ミハイロフスキー劇場内で食事ができる場所はここしかありません。よって、幕間の休憩時間になると…
超混雑です。
ミハイロフスキー劇場内は複雑な階段がたくさんあります。
このカフェに行くにあたり、違う階段をのぼってしまうと3階まで行ってしまったり、席に戻ろうとして間違った階段で下りると、劇場の出口に辿りつくので注意が必要です。
豪華なマリインスキー劇場か、
アクセスのいいミハイロフスキー劇場か。
もし日本から家族や友人が遊びに来たら、間違いなくマリインスキー劇場を案内しますが、個人的には、このちょっと庶民っぽくて気負わずに行けるミハイロフスキー劇場も好き。
毎月の演目を見比べて、観たいものをやっている方に行く。
それが毎月の楽しみです。