привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
<ムルマンスク旅行3日目>
オプショナルツアーでテリベルカ村へ向かいます。
北の果ての村、テリベルカ村
ムルマンスクの中心部から約120km。車で約3時間半の距離です。
朝8時にホテルを出発し、
ひたすら
寝る。
だって、外と車内の気温差がありすぎて窓はがん曇り。
何も見えないから。
ちなみに、今日のガイドもイゴールです。
「Good Morning!」だけ英語で挨拶し、後はひたすらロシア語です。
やっと車が止まり、トイレ休憩かと思って降りてみると…
わお。
何も
ない。
右も左も前も後ろも何もない。
そして、
日の出 はもう少し先ですが、ただいまの時刻10時半。
うっすらと明るくなってきました。
幻想的なシーンに違いないのですが、やっと車外を目にしたmarronskyの頭の中は
こんな所でパンクしたらどうするんだろう。
万が一のガス欠とかシャレにならんな。
なんて、周りの個人旅行客を見ながら余計なことを考えていました。
なんか北の果てに向かっている雰囲気満点。
とりあえずテリベルカの看板の前で記念撮影しようっと。
そしてさらに車に載って辿り着いたのが、テリベルカで唯一と思われるホテル。やっとここでトイレ休憩です。
テリベルカ観光ではここにしかトイレがないため、とてつもなく大渋滞。
広さにして車3台分ぐらい止められそうな個室の中に、便器が1つのみ。(男女共同)
という、すっごい 謎 な構造。
もっと効率よく作ろうよ…。
ようやく3時間半のドライブの末に到着したテリベルカ。
向かう先は、ツアーのメイン北極海。
なんですけど、
そこに行くには そり に乗ります。
追加料金1000ルーブル/人。
ここで乗らないっていう選択肢はあるのか…?
だったら、最初からツアー料金に入れておいてよ…(心の声)
これがまた寒い!
スノーモービルで引っ張るから、風はびゅんびゅん。顔はひりひり。
もうこれはアトラクションの1つですね。
ちなみに、テリベルカに行く際は、オーロラツアーと同じ格好が必須です。
ようやく着いた北極海!
やっぱり凍ってはいません。
痺れるほど冷たいけど。
ここは夏は滝になっているらしい。
今は氷河です。
歩いている途中の地面は凍ってます。
北極海にいるなんて、なんか不思議な感覚。
ただの海だけど。
ただ寒いだけだけど。
残念ながらシロクマとかペンギンとかはいなかったけど。(この辺りに生存しているのかは不明です。)
でも雄大な自然を感じることができました。
そりに乗って、いくつかの北極海フォトスポットを周った後は、次の目的地へ。
昔は漁村だったテリベルカ。
今は使われなくなった船が放置され、船の墓場として観光地化しています。
その様子を写真に収めた時点で15時半。既に太陽は沈んで真っ暗です。
暗闇の中で半分沈んだ船。なんとも言えない雰囲気でした。
実は、このツアーはランチ付きでした。
北極海をぐるぐる見て回る間、途中で温かいお茶とクッキーを出してくれたものの、いっこうにランチタイムにならず…
レストランがあるような街でもない。
観光が一通り終わり、後はホテルに帰るだけ。
あれ?
ランチって、まさかあのクッキーのことだったのか…?
と、おそロシアおもロシアを疑い始めたところ…
帰りの車内で配られました。
サンドイッチボックス。
だけど
めっちゃ凍ってるやん。
ハムがシャリシャリいってるよ。
北極海観光中は車のエンジンを切っていたから凍ったのね。
いろんな意味でおもロシアなツアーでした。