привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
お気に入りの「ガマルジョバ」を始めとして、サンクトペテルブルクには無数のグルジアレストランがあります。100m歩けば必ずと言っていいほどグルジアレストランに出会います。(それは言い過ぎか?)
(↓ガマルジョバについて)
ロシアで暮らす前はグルジア料理なんて食べたこともありませんでしたが、marronskyはグルジア料理が大好き。
ロシアを離れてしまった今、なかなかグルジア料理を食すことができませんが、思い出深いグルジア料理の中からおすすめをご紹介します。
※日本では、2015年に「グルジア」という呼び名から「ジョージア」へ正式に変更されましたが、ロシア語では「Грузия(グルジア)」と言うので、グルジアのまま記載します。
おすすめのグルジア料理5選
ハチャプリ(Xачапури)
チーズ好きなら絶対に外せないのがハチャプリ。marronskyのただ今恋しいものNo1です。ピザ生地のようなモッチモチのパンの中に、溢れるほどのチーズがたっぷり入っています。ワインとの相性は抜群。しかも、1枚RUB300~400という、破格な値段なのも魅力的すぎるポイントです。
ハチャプリにはいろいろな種類があります。発祥となる地域によって具や形が異なってくるのだそう。
楕円形で真ん中に卵を落としたАджарский(アジャルスキー=アジャリア自治共和国)タイプや、(個人的にはチーズ感が薄まるのと、べちゃっとした食感になるのであまり好みません。)
中のチーズと一緒にタラゴンと呼ばれるハーブが練りこまれているタイプ(ちょっとクセがあります。)、
周りがパイ生地でできているタイプ(チーズに加えてバターたっぷりなので、普通のハチャプリよりさらにずっしり重い。)など。
ですが、やっぱり一番シンプルなタイプが好き。表面の少し焦げたチーズの香ばしさがたまりません。
写真の数からもわかる通り、marronskyはグルジアレストランに行ったら必ず頼んでいました。余ったらお持ち帰りにして、翌日もトースターで温めて楽しみます。夕飯の1品にハチャプリだけをテイクアウトしに行くことも。(この時は夕飯の準備を完全に終わらせてからお店に取りに行き、走って戻ってすぐにいただきます!とするのが鉄則です。)
ナスとくるみ(баклажан с орехом)
正式な料理名があるのかわかりませんが、だいたいどこのレストランでも「баклажан с орехом(ナスとくるみ)」というメニューで載っているこの料理。
グリルしたナスで、ほんのりにんにくの香るくるみペーストをくるっと巻いた冷菜です。グルジア料理ではナスを使うことが多いのですが、とろっとした茄子の甘さがとてもさっぱりしていて、次に必ず登場する高カロリーハチャプリへの罪悪感を消し去ってくれます。
よく食べていたはずなのに、写真が一枚も見つかりませんでした。おそらく、お腹が空いた状態のところに一番に出てくる前菜なので、写真を撮ることも忘れてぱくついていたのだと思います。
アジャフリ(Оджахури)
ガマルジョバでも登場したアジャフリ。一言で言うと、グルジア版ジャーマンポテトです。お肉とジャガイモ(その他パプリカやタマネギ)を揚げるように炒めてあります。お肉は豚肉が主流です。
スパイスをふんだんに使っていますが、そんなにくどくないので万人受けする味です。冒険せずに無難に美味しいものを食べたい時はアジャフリを選べばはずれることはありません。
ただし、パクチーが乗っていることが多いので、パクチー嫌いのmarronskyは最初にどかしてから食べます。
チャシュシュリ(Чашушули)
牛肉をトマトベースのソースで煮込んだシチューのような料理です。そもそも「チャシュシュリ」というのが、グルジア語で「煮込み」という意味なんだそう。ちょっとスパイシーなのがポイントです。
お肉がほろほろでとろけます。玉ねぎやパプリカも入っていて、コクのあるソースはパンに付けて食べても美味しいです。(ご飯にかけても美味しいかもしれない。)
アジャプサンダリ(Аджапсандали)
こちらはグルジア版ラタトゥイユ。ナスやトマト、玉ねぎなどがとろっとろ、くたっくたに煮込んであります。お肉は入っていません。
スパイスは使われていますが、辛くはありません。むしろ、野菜の甘味とうまみを存分に楽しめる料理なので、お肉やハチャプリを頼んで、あともう1品軽めのものを、という時に候補となるメニューです。