привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
8月に入り、雨の日がだいぶ増えてきたと思っていたら、気温も徐々に下がり、 最近は最低気温が一桁に入ってしまいました。
サンクトペテルブルクの夏は存分に堪能したけど、それでもやっぱり淋しい。
2021年の夏。
いろんな場所に行って、いろんなことを初体験しました。
その中でも、
サンクトペテルブルクでしか体験できない
サンクトペテルブルクならではの夏イベントの思い出です。
跳ね橋
サンクトペテルブルクを代表する観光名所の1つ、跳ね橋。
サンクトペテルブルクのお土産物にも、跳ね橋が描かれたものが多くあります。
サンクトペテルブルク中心部と周囲の島々を繋ぐ橋があがるのは、川を大型船が運行する夏(4月~10月頃)のみ。(冬場は川は凍ってますから!)
まさに 夏限定。
しかも、片側二車線の橋があがるんですから、それなりの迫力です。
跳ね橋のあがる時間帯
橋があがるのは、だいたい夜中の1時すぎから明け方まで。
日中は人や車が通るので下がったままです。
それぞれの橋ごとに可動スケジュールが公表されていますが、
祝祭日やイベントのある日は特別スケジュールになることもあるので要注意です。
隣の島に飲みに行ったら、橋があがって帰れなくなった!なんてことのないように。
岸から見る跳ね橋
白夜真っ只中の6月下旬。
実際に跳ね橋を見に行ってきました。
念願の跳ね橋。
川岸には大勢の人だかり。
さすがサンクトペテルブルク名物。
この時期、橋があがるのは毎日のことですが、それでもこれだけの人たちが見に来るんですね。
最も有名な宮殿橋(Дворцовый мост)。
見えますか?傾きだした橋。
1:10頃から徐々にあがり始めて
あっという間にあがりきった!
と思ったら、大量のボートが!
この跳ね橋を川から見るというボートツアーも人気で、橋の南側で大量のボートが待機していたのです。
あがった瞬間、ものすごい数のボートが北に向かって走っていきました。
あがった橋の正面から。もちろん通行止めになっています。
川から見る跳ね橋
ということで、たまたま知り合いから誘って貰ったので、後日ボートツアーにも参加してみました。
出発は12時頃。
フォンタンカ川から運河を回り、ネヴァ川へ。
オーロラ号を間近で見たりしながら遊覧し、
(オーロラ号について)
宮殿橋前のボート待機列へ。
完全に個人用のボートや
超高級そうなボートや
大人数で音楽ガンガンに踊りまくっているボートや
中でディナーをするような大型ボートなど
いろんなボートが待機しています。
そして、橋があがると一斉に走り出す!
当時はEURO2020の最中だったので、あがった橋にはEURO2020のプロジェクションマッピングがされていました。
宮殿橋をくぐった次はトロイツキー橋(Троицкий мост)。
双翼に開く宮殿橋とは異なり、トロイツキー橋は単翼型です。
こうして家に帰ったのは、既に陽が昇りつつある3時前。
寝不足覚悟で行く必要がありますが、
白夜 の
跳ね橋 を見る。
「サンクトペテルブルクの夏」最大のおすすめイベントです。
ちなみに、7月の海軍パレードのようなイベントの時も橋はあがります。
昼間はまた違った印象です。