だばいちぇロシア

サンクトペテルブルクに駐在する夫に帯同して、初の海外生活。楽しいことも辛いことも、言葉の通じない国での何でも体験記。

電球の話。

 

 

 

привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。

 

 

 

だいぶ前の話になりますが、ロシアに来たばかりの頃。

 

 

ウォークインクローゼットの電球が切れました。

 

 

 

 

我が家は、電球は自分で取り換えるシステムです。

 

 

(↓↓参考)

 

 

クローゼットの中には電気が1つしかないので、 それがないと真っ暗。

 

 

早々に変えないことには、不便すぎる。

 

 

だけど、ガッチガチに固定された照明。

 

 

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あちこちから覗いても、どうやって外すのかさえわからない。

 

  

とりあえず大家に言って、せめて電球を外すのぐらいはとお願いしてみた。

(ゴージャスな大家はもちろん外せないので、大家の夫が来てくれました。)

 

 

 

 

そうして外して手渡された電球。

 

 

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何これ。

 

 

 

見たこともない。

 

 

 

 

どこで売ってるのかと聞くと、

 

 

電気屋さんならどこでもある、と。

 

 

 

 

半信半疑で電気屋に行くが、予想通り普通の電球しか売ってないじゃん。

 

 

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他の部屋はすべて普通の電球なのに

なんでこんな変なの付けたんだ。

しかもクローゼットに。

 

 

 

 

近所の電気屋チェーン(イメージ:ケーズデンキとかノジマをいくつか探しても見つからず。

 

 

そして、たまたま行った郊外のショッピングモールに入っているホームセンターで、やっとそれらしきものを発見!

 

 

逆に大量にあって、どれがいいのかがわからない。

 

 

 

そもそも、元々の電球が真っ黒すぎて

 

サイズ とか 明るさ とか何にも情報がない。

 

もちろん箱もない。あるのは、この真っ黒の使い倒した電球のみ。

 

 

 

 

そして、当時は今以上にロシア語がわからない。

 

 

とりあえず電球(лампочкаランパチカという単語を調べて、これと同じやつが欲しいと店員さんになんとか伝えたところ、

 

 

 

これかこれだね!

どっちでもいいと思うよ!

 

 

 

と渡された電球。

 

 

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長さ違くない?

 

 

 

絶対どっちでもよくないよね…?

 

 

 

しかも、300W500Wって書いてあるけど

 

 

電球って50Wとか60Wじゃなかったっけ…?

 

 

 

もうこの電球のすべてがすぎる。

 

 

 

でもлампочка(電球)という単語だけじゃ、これ以上の質問はもう不可能。

 

 

 

この店は電車で30分以上かかるし、

違ってたら面倒だし、

でも他のお店で見つかるかはわからないし、

でも500Wなんか付けていきなりショートされても困るし、

 

 

 

迷って迷って迷った挙句、考えたところで答えは出ないことに気が付き、

 

 

 

えぃ!やぁ!っと買ってみた。

一番上の緑の500W。

 

 

 

外すのが一苦労なら、はめるのも一苦労。造りも謎な電球を、いろいろ緊張しながらなんとか装着完了。

 

 

 

結果。

 

 

 

商品名がわかったところでネットで調べてみると、ガス式らしく、ほんの一瞬点けただけで電球全体が 超高熱 になって、電気を切っても触ると火傷するとか知らなかったし。 

 

 

めちゃくちゃ熱いし。

 

 

そして、かなり明るい反面、電気代をかなり使う電球らしい。

 

 

500Wなんて眩しすぎ。

 

 

 

後日、150Wを探し出して付け替えました。

 

 

 

電球よ。

もう二度と切れないでくれ。

 

 

と思った出来事でした。