привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
ヨーロッパで最も美しい都市の1つと言われるサンクトペテルブルク。
「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」として、世界遺産に登録されています。
トロイツキー大聖堂(Троице-Измайловский собор)
世界遺産「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」のうちの「サンクトペテルブルク歴史地区」に含まれる歴史建造物の1つが「トロイツキー大聖堂」。
サンクトペテルブルクの中心地、ネフスキー通りからもほど近い場所にあります。
ずっと遠目で綺麗なドームが見えるな、と気になっていたのですが、天気もよくお出掛け日和だったので、ついに見に行ってきました。
ロシア語での名称は「Троице-Измайловский собор」
大きな青いドームと金色の星、真っ白い壁が特徴的。ディズニーランドのようなかわいささえ感じさせる外観です。
朝日(と言っても11時過ぎです)に照らされて輝く姿に、目に入った途端思わず声が出てしまいました。
内部は撮影禁止なので写真がありませんが、豪華絢爛でありつつも厳かな雰囲気で、あちこちに灯されていたカラフルなロウソクが印象的でした。お祈りをしている方もたくさんいたので、お邪魔しないようにさっと見学をして退散。
地球の歩き方にもるるぶにも載っていませんでしたが、とても素敵な教会でした。きっとこういう場所が他にもたくさんあるんだろうなぁ。いろいろ探してみたいです。
Троице-Измайловский собор
住所:(英)Izmaylovskiy Prospekt, 7А, St Petersburg, 190005
(ロ)Измайловский пр., 7А, Санкт-Петербург, 190005
アクセス:地下鉄最寄駅Технологический Институт 1 から徒歩7分
入場料:無料
(せっかくなので、いろいろ調べてみました)
トロイツキー大聖堂ができるまで
1732年、独自の教会を持たず、他の教区まで訪れなくてはならなかった「イズマイロフスキー連隊」のために、移動式の教会が設置される。しかし、冬は雪のために解体。夏限定の教会だった。
そこで、
1743年、木造の教会が建てられた。しかし、十分な広さではなかった。
1756年、現在のトロイツキー大聖堂がある場所に、新しく聖堂を建設。
ところが、
1824年、洪水により崩壊。
1827年、皇帝ニコライ1世の命により、現在のトロイツキー大聖堂の建築が決まる。
建築家ヴァシリー・スターホフにより、7年間の建築期間を経て、1835年に完成。
これらは、すべてロシア皇帝時代の出来事です。
記念碑「軍事栄光の柱」
1877年から1878年のロシアとトルコの戦争の勝利を記念して
1886年に大聖堂前に建設。
1929年ロシア革命後に破壊されるも、
2005年に再建されて、今に至る。
その頃の日本はと言うと…
1716~45年 8代将軍徳川吉宗
1837年 12代将軍徳川家慶 就任
1853年 ペリー来航
1867年 大政奉還
ちょうど激動の幕末に向かっている頃のお話でした。