привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
先日、友人に誘われてラフマニノフのフィルハーモニーを聴きに行ってきました。
ロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
それしか知りません。
なんか暗ーいやつ。
暗ーいイメージしかなかったラフマニノフ。
なのに、サンクトペテルブルクに来て知り合った人が、たまたま吹奏楽経験者が多いのですが、みんながみんなラフマニノフを好きな曲に挙げるんです。
もう驚きました。
あなたも?!
えぇ?あなたもですか?!
ラフマニノフってそんなにすごいのか?
だって、あの暗いやつでしょ?
ということで、行ってきました。
(引用:サンクトペテルブルクフィルハーモニーHP)
「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」
友人曰く、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番には、暗い中に甘さがあるんだと、熱弁してくれました。
大柄な身長で、手も大きかったラフマニノフが作った曲は、指使いが半端なくて弾きこなすのは大変だそうです。ピアノ協奏曲第2番は特に。
昨日は興奮して眠れなかったと。
そして、会場に行くと…すごい人。
なんと、約1,500席ある席がほぼ満席。
大人気です。ラフマニノフ。
ピアノ協奏曲の場合は、ステージに向かって右側の席の方が演奏者の表情を見られるのと、ピアノの音の広がりを感じられるそうです。指の動きを見たい場合は、左側がおすすめと友人が教えてくれました。
今回は右側中央席、RUB1,300(約2,000円)。(やっぱり安い!)
全部で第3楽章からなり、通しておよそ1時間近く。
途中途中、真央ちゃんの踊ってる姿が思い浮かんで邪念が入ってしまったけど(あ、ここステップしてたところだーとか)、ピアニストが髪の毛を振り乱して演奏している熱がものすごく伝わってきました。
和音の迫力がすごいです。指使いも半端ないです。
数列前に座っていたロシア人のお姉さん3人組は号泣してました。
フィルハーモニーは2部構成で、今回は前半がラフマニノフ、後半はツェムリンスキーの人魚姫。
休憩時間が終わり、第二部が始まると…
あれ?こんなに空いてたっけ??
あれだけ満席だった座席が。。。
1割強の人は帰っていました。
それだけラフマニノフを聴きに来た人が多かったということか。
指揮者の動きが~とか、
バイオリンの音が~とか、
曲の解釈が~とか、
難しいことはわからないので、すごかった!良かった!以外の気の利いた感想を言えませんが、ラフマニノフ。ただ暗いだけではないことを発見することはできました。(←自分の中では大きな一歩。)
ただ、甘さを感じるところまではまだ及ばなかったので、もう少し修行が必要そうです。
(↓↓前回のサンクトペテルブルクフィルハーモニー)