だばいちぇロシア

サンクトペテルブルクに駐在する夫に帯同して、初の海外生活。楽しいことも辛いことも、言葉の通じない国での何でも体験記。

サンクトペテルブルクのジオラマ博物館「Гранд Макет Россия(グランド・マケット・ロシア)」①

 

 

привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。

 

 

友人に勧められて、 ガイドブックでも一切見たことのない、とあるミュージアムに行ってきました。

 

 

Гранд Макет Россия(グランド・マケト・ロシア)

住所:Цветочная ул., 16, Санкт-Петербург, 196084

定休日:なし

営業時間:10時~20時

入場料:680ルーブル

最寄駅:地下鉄Московские ворота駅から徒歩15分

 

 

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どんなミュージアムかと言うと

 

いわゆるジオラマ博物館です。

 

 

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展示されているのは本当にジオラマだけ

 

他には何もなく、ただ1つの巨大ジオラマがあるだけです。

 

 

 

でも侮ることなかれ

 

 

 

ワンフロア全体にジオラマが広がり、その広さはなんと800㎡

 

 

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鉄道好きはもちろん、子供だけでなく大人でも楽しめます。

 

 

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走る鉄道模型をただ見るのも楽しいのですが

 

実は至るところに仕掛けがあります。

 

 

 

例えば、この表示。

 

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2分23秒後には

 

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汽笛を鳴らした汽車が煙を出しながら走ってきたり、

 

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あちこちにあるこのボタンを押すと、ジオラマ上で何かが動きます。

 

 

あるボタンはヘリコプターが飛んだり、

 

あるボタンは工事現場が動きだしたり、

 

あるボタンは道路にある看板が回りだしたり。

 

 

 

片っ端から押していきたくなります。

鉄道や車だけでなく、細かい人間たちを見るのも楽しいんです。

 

 

 

そして、最初の写真に写っている柱は青空に雲がかかっていますが、

 

 

 

一定の時間がたつと、

 

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暗くなって夜になる、なんて仕組みも。

 

 

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夜の鉄道駅

もちろんこの間も、電車や車は電気をつけて走っています。

 

 

芸が細かっ!



 

少したつとちゃんと朝日のような明るさになってから、昼間に戻ります。

 

 

 

このジオラマは全体がロシア全域を表していて、部分ごとにロシアの各エリアを表現しています。

 

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シベリアは一面の雪景色

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ロシア中央部は牧歌的

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サンクトペテルブルクもあります。

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カリーニングラードはしっかり離れて別枠に。



 カリーニングラード・・・ポーランドに隣接するロシアの飛び地です。

  

 

これだけの規模のジオラマ

通常運転されるように、監視員がしっかりモニターチェック。

 

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そして、修復作業も。 

左の女性は芝生?木?を付け替えていました。

右の女性は掃除機で埃を吸引中。

 

 

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そんなこんなで、気が付いたら1時間半も経っていました。

 

カフェ

疲れたのでカフェでひと休み。

 

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写真を撮りすぎて、うっかり携帯電話の電池が!!

 

 

でも大丈夫。

テーブルにコンセントがついています。

 

 

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お茶する間に充電を。と思って充電器を差そうとしたら・・・

 

 

 

 

あ。

変換プラグを忘れた…。

 

 

 

またやってしまった…。

念のために充電器!というところまではいいのですが

 

 

結局外出先で使えない。

ロシアあるある。 

 

 

 

ところが

 

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なんと充電コーナー!

 

 

いろんな携帯機種対応!

 

 

しかも無料!

 

 

しかも鍵付き!

 

 

鍵をかけておけば、見張っていなくても安心です。

 

 

 

そういえば、このミュージアム

  

ロシア人向け超ローカル博物館かと思っていましたが、

 

 

あちこちに英語表記があるし、

 

出口には英語で地下鉄案内なんかもあるし(初めて見ました)、

 

トイレには生理用品の自販機もあるし(初めて見ました)、

 

 

もしかしたら観光客向けにもしっかり配慮が行き届いたミュージアムなのかもしれません。