привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
バイカル湖の夏は20度近くまで気温があがり、青々とした木々と透き通った湖に囲まれた穏やかなバカンスを求めて多くのロシア人が訪れます。
しかし、一生に一度訪れるなら、断然冬がおすすめ。冬は-20℃近く(時には-30度以下)まで気温が下がりますが、湖一面が凍り、何とも神秘的な風景を見ることができるのです。
きっと今まで見たことのないような景色が見られるんだろうなとワクワクしながら、出発です。
1日目
機内は満席。
国内線とは言っても約6時間の旅。しっかり機内食が出ます。23:00発の予定が1時間近く遅れ、機内食が出てきたのは2:00近く。しかも、パンにパンにケーキにご飯、という超炭水化物祭り。わお。
そして、朝になって2回目の機内食はサンドイッチでした。
9:55着の予定が1時間以上遅れて11時過ぎ。イルクーツク空港に到着です。
田舎の小さな空港を想像していましたが、予想以上に大きな空港でした。お土産屋さんやレストランも数件あり、帰りのフライト前に時間をつぶすのにも困りませんでした。
ガイドのセルゲイさんと無事に合流し、バイカル湖の玄関口、リストビャンカ村へ向かいます。リストビャンカ村は観光地なので、お水など必要なものはイルクーツクで買って行った方が安いよ、との助言をくれたので、途中スーパーマーケットで買い出し。
スーパーマーケットには「バイカルの水」を謳う商品が多数ありますが、セルゲイさん曰く、多くはバイカルの水ではないらしいです。
道中、セルゲイさんはいろいろな話を聞かせてくれました。このイルクーツクからリストビャンカ村へ向かう国道は、1961年頃にアメリカの大統領(ジョン・F・ケネディ?)が訪問するという話があり新しく造られたそうですが、結局スパイ問題等々が持ち上がり訪問が頓挫に。イルクーツク市民からしたら、道だけできてラッキーだったとか。
そんなこんなでリストビャンカ村に到着です。
Baikal Cedarホテル
2月のバイカル湖。12月末に計画を立て始めた時には既に多くのホテルが満室だったため、空いていた中から「Baikal Cedarホテル」を予約しました。
あまり選択肢がなかったものの、バイカル湖岸までは徒歩1分、さらにすぐ隣にバイカル市場もあって、立地的に最高なホテルでした。
田舎のホテルってどのレベルなのかという不安がいつもつきまとうmarronskyですが…新しいのかリニューアルしたてなのか、とても綺麗な室内。シャワーのお湯もトイレも問題なしです。
受付前の床には、青く光るバイカル湖。ちょっとおしゃれ。バイカル湖はこんな形をしています。
ホテルでチェックインを済ませたら、早速周辺散歩に出かけます。本格的な観光は明日セルゲイさんに案内をしてもらうので、今日はホテル近辺の自分で歩ける範囲で。
バイカル湖へ
湖の前に出た瞬間、早速小さな御神渡りを発見!見渡す限りの氷・氷・氷。ここ、湖です。
最初は氷が割れないかってびくびくしていましたが、天然のスケートリンクもあるぐらいなので問題ないんだ!と、どんどんテンションがあがっていきます。
ベビーカーだってソリ仕様。現地の人たちの散歩コースなのかな?
ものすごい寒そうな花嫁さん。ウェディングフォトを撮りたい気持ちもわかるけど。
参考までに、今回のmarronskyの服装は、、
下:ヒートテックレギンス+スキーウェアのズボン
上:ヒートテック+綿のタートルネック+セーター(orフリース)+ひざ丈ダウン
小物:ニット帽・ネックウォーマー・手袋(&アンダー手袋)
以前、オーロラを見に行った際の服装と同じです。
さて、氷をよく見ると中にも断層のような?空気の層のような?模様が見えます。
ずっとずっと下まで氷ってなんか不思議。
何がすごいって、氷の上に立っているというのもすごいのですが、もしここが陸地だったとしても、ここまで見渡す限りの平面ってなかなかないと思いませんか?グラウンドや空き地なんて比にならない広さに、当たり前ですが建物や木々は一切ありません。あるとしたら、盛り上がった氷(御神渡り)のみ。大海原の海岸線を眺めているような感覚にも似ていますが、その上を歩いているんです。
跳んだり跳ねたり滑ったりしながら今日はこの辺で!
明日が楽しみです。