привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
もうロシアでの記憶が薄れてきてしまっている今日この頃ですが、ロシア旅行の中で1番と言っても過言ではないほど、ロシアにいる間に行っておいてよかった!と思った旅行について書いていなかったので、これを最後にロシアブログを締めくくりたいと思います。
バイカル湖ってどこ?
中央シベリアにある、ブリヤート共和国とイルクーツク州に挟まれているバイカル湖。ちょうどモンゴルの真北に位置しています。
サンクトペテルブルクと日本の時差が6時間なのに対し、イルクーツク州と日本の時差はわずか1時間。距離的には日本の方が近いです。
バイカル湖への行き方
サンクトペテルブルクからバイカル湖最寄りのイルクーツク(Иркутск)空港までは、飛行機で約6時間。毎日ではありませんが、直行便が飛んでいます。(2022年3月以前の情報です。)
イルクーツクからバイカル湖沿岸のリストヴャンカ村まで車で約1時間です。公共交通機関を利用して行くことも可能らしいのですが、今回はバイカル湖を存分に楽しみたいので、終日バイカル湖観光+往復送迎のガイドさんをプライベートでお願いしました。
※2022年2月に訪れた時の記録です。現在とは大きく異なる内容もあるかもしれません。
スケジュール
<0日目>
SU6001
23:00 サンクトペテルブルク空港発
<1日目>
9:55 イルクーツク空港着
ガイドさんお迎え
途中スーパーで買い出しをしつつ、リストビャンカ村へ
14:00 リストビャンカ村のホテル着
ホテルの周りを散策
<2日目>
終日 バイカル湖観光
<3日目>
9:00 ホテル発
展望台に上り、バイカル湖の景色を望む
11:30 リストビャンカ村発
12:30 イルクーツク着
<4日目>
SU6002
12:40 イルクーツク空港発
14:15 サンクトペテルブルク空港着
バイカル湖のここがすごい!
アジア最大級の大きさ
ロシアなのに「アジア最大級」というのはどうかと思いますが、とにかく大きい湖です。面積約31,500㎢と、世界の広い湖ランキングでは堂々8位の大きさ。日本最大の琵琶湖と比べると、琵琶湖の47倍です。周囲の長さは2,100kmにもなります。そして、現在も僅かですが面積が広がっていっているそう。
(引用:外務省HPより) (キッズ外務省)世界の広い湖|外務省
湖の深さが世界一
最も深い場所の水深は1,600m以上。湖の長さでも幅でもなく、深さです。湖全体の水深を平均すると744m。東京スカイツリーの高さが634mですから、すっぽり湖の中に埋まる計算になります。
貯水量が世界一
世界8位の大きさを持ち、世界一の水深を持つわけですから、貯水量は世界一です。地球上の淡水の約20%がバイカル湖にあると言われています。
透明度が世界一
そして、バイカル湖と言えば、その透明度が最も有名ではないでしょうか。水深40mまで見通せる透き通った湖は「シベリアの真珠」と表現されることも。
世界最古の湖
バイカル湖は約3,000万年前~2,500万年前に誕生した、世界最古の湖とも言われています。3,000万年前と言うと、日本列島はまだユーラシア大陸にくっついていた時代、らしいです。
豊富な生物
タタール語で「豊かな湖」を意味するバイカル湖。元々は海と繋がっていたため海水でしたが、湖となった後に徐々に淡水化し、それに適応していった約3,500種の生物が現在生息しています。その3分の2がここでしか見られない固有種であることから、「ロシアのガラパゴス」とも言われています。
世界自然遺産
上記の様々な特徴から、1996年に世界自然遺産に登録されました。
いかがですか?バイカル湖に興味が湧いてきませんか?
次回は実際の目で見たバイカル湖をご紹介します。