привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
「ロシアのガラパゴス」と呼ばれるほど、ここでしか見ることのできない固有種が多く生存するバイカル湖。そのうちの1つがオームリ(Омуль)です。サケ科の白身魚で、バイカル湖周辺でしか食べることができません。
バイカル市場(Байкальский Рынок)
とりあえずバイカルに来たからにはオームリを食べるぞ!と、初日に向かったバイカル市場。ラッキーなことに、ホテルの目の前でした。
バラックのような簡易な建物ですが、お土産屋さんなどがずらっと並びます。
しかし、半分近くはオームリのお店。(積んであるのは全部オームリです。)
どれも似たようなお店なので、再来したかったらお店の番号を覚えておくと便利です。(どのお店でもカード払いが可能です。さすがカード大国。)
開いて燻製にしたオームリ。
ただ、この市場は座って食べる場所はありません。どこで食べようと思っていたら、ホテルのレストランに持ち込んで食べてOKよって!しかも、お皿やフォークだけでなく、まな板とナイフまで快く貸してくれて、田舎の温かさって素敵。
<燻製オームリをほぐしたらこんなかんじ>
サンクトペテルブルクで食べる燻製の魚は食べた瞬間から血液がどろどろになりそうなほど塩辛いことが多々ありますが、この燻製オームリは全く塩辛くない。新鮮な魚を使っている証拠かな。鯵の開きにも少し似ていて、ご飯にも合うかも。
こちらは新鮮な生のオームリをマリネにした「スガダイ」。
最初は、これって美味しいの…?と半信半疑だったmarronskyですが、想像を遥かに超えるレベルで美味!全く生臭くないし、ビールに合う合う。結局毎食スガダイを食べて、旅行中に何回食べたんだってぐらい食べました。サンクトペテルブルクに持って帰りたかったぐらい。スガダイはお店によってけっこう味が違うので、お気に入りを探すのも楽しかったです。
ホテルでも何か頼まないと悪いなと思って、何品か注文しました。ジャガイモをあげたハッシュドポテトのようなもの。ボリュームたっぷりだけど、これも美味しかったな。
もちろんビールも。ロシアのアルタイ地方(シベリア南部)のビールを発見!
これは別の時に市場で買って食べたものですが、ロシア版ピラフ。お店の大きなお鍋で作っているので、熱々の出来立てです。味がしっかり染みていて、日本人が好きな味。
Прошлый век(プロシュリ・ベク)
さて、2日目の観光に戻ります。セルゲイさんにお勧めしてもらった、ロシア語で「前世紀」という名のレストランでランチです。
コテージ風のとっても可愛いレストラン。
2階建てになっていて席数は多いのですが、非常に混雑していました。
もちろんここでも、まずはスガダイ。このレストランではお醤油も一緒に出てきました。(日本のお醤油とは少し味が違うけど。)市場のスガダイとは違って、少しお上品な味。個人的には醤油なし方が好きかな。
焼いたオームリも。
魚ばっかりなので、シャシリク(ロシア版BBQ)も。
他にもたくさんメニューがあり、いろいろなロシア料理を食べることができるレストランでした。どれも美味しかったし、店内はとても清潔・綺麗(しかも混んでる)のでセルゲイさんのおすすめの理由もよくわかりました。
お腹いっぱいになったところで、午後の観光に出発です。次回に続きます。