привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
サンクトペテルブルクにある、とあるレストラン「Пузата Хата(プザタ・ハタ)」。ロシア料理もいいけど、ちょっと変わった穴場的なものを探している方へ。
ウクライナ料理のレストランです。
最後は2022年2月頃に行き、記事を書こう書こうと思っている間に現在のこんな状況になってしまいました。複雑な気持ちではありますが、せっかくなので紹介したいと思います。(Google mapによると、2022年7月現在も営業中のようですが、実情はわかりませんのでご了承ください。)
Пузата Хата(プザタ・ハタ)
住所:ул. Некрасова, 40, Санкт-Петербург, 191014
営業時間:12時~24時
ウクライナでは最大規模のチェーン店で、スタローバヤ(大衆食堂)形式のようですが、ここはファミレスのようなカジュアルさを備えたレストランです。
ネフスキー通りから北に徒歩15分ほどの場所にあります。通りを歩くとひと際目立つ装飾。近くに行けば一目でわかります。
季節によってディスプレイは変わり、2月はバレンタイン仕様。
内装も外装に負けないぐらい凝っていて可愛らしいです。店員さんは民族衣装?
奥の部屋はさらにテーマパークのようで、ちょっとテンションがあがります。
隣と仕切られた席もあって、テーブルの上にはサモワール。(もちろん飾りです。)
サモワール・・・ロシアなどのスラブ諸国、イラン、トルコで古来より用いられてきた、湯を沸かすための金属製の伝統的器具。(wikipediaより)
メニュー
とても親切な店員さんがいたので、ウクライナ料理って何がおすすめ?って聞いたら、私も大好きよ!ってゴリ押しされたのが、
сало(サーロ) RUB590
単品もありましたが、よくわからなかったので盛り合わせを。
来てみてびっくり。実はサーロとは、ウクライナの伝統料理で「豚の脂身の塩漬け」のこと。味自体はそこまでくせはないのですが…何しろ脂です。ベーコンの脂っぽいところだけを切り落としたような。全部は食べ切れませんでした。
そう言えば、このお姉さんはウクライナ出身と言っていました。いろいろ大丈夫かな。。
牛タンとルッコラのサラダ RUB540
ロシア料理もそうですが、牛タンをよく食べます。脂っぽいサーロと対照的にさっぱり。
そして、ウクライナ料理と言ったら絶対に外せないのが
キエフ風カツレツ(マッシュポテト添え) RUB490
キエフ風カツレツとは、鶏むね肉のカツの中に、ハーブとバターがたっぷり包まれたカツレツです。切ると中からバターがとろ~り。
サーロといいキエフ風カツレツといい、この日の接種カロリーはとんでもないことになってます。
そして帰り際には自家製リキュールのサービス。ロシアでたまに見かけるサービスですが、どれもアルコール度数は結構高め。
寒い中帰る前にくいっ!とやってね、という意味なのだろうか…?アルコールが好きではない人には全く嬉しくないサービスなんだろうなと思ってます。
ビジネスランチ
平日の12時~16時限定でランチメニューがあります。
サラダ、スープ、パン、メイン、飲み物でなんとRUB390(約580円)。(1年前はRUB350だったのですが…ロシアもどんどん物価があがっています。もしかしたら今はさらに値上がりしているかもしれません。)
サラダ:①Винегрет ②Столичный ③Овощной の中から選びます。写真は①ヴィネグレット。ビーツのサラダです。
飲み物:①紅茶 ②緑茶 ③モルス の中から、③モルスを。
スープ:①бульон куриный с лапшой (チキンブイヨン)②гороховый с гренками(エンドウ豆) ③рассольник с языком(ピクルスとタン)からチョイス。
③ピクルスとタン(写真)って、ロシアでけっこう聞く組み合わせ。(ここでもタン!)初めて聞いた時は想像もつかない謎のスープと思いましたが、実は美味しくて好きです。ピクルスの酸っぱさもありません。
メイン:①жаркое из свинины(ポークシチュー) ②треска запеченная с помидорами(鱈とトマト) ③котлеты куриные(チキンカツレツ)
付け合わせ:①マッシュポテト ②ライス ③スパゲッティ ④グレチカ(そばの実)
からそれぞれチョイス。②鱈とトマトは、鱈の上にトマトとチーズが乗って焼かれています。それに、このマッシュポテトが甘くて滑らかですごく美味しかったです。
③チキンカツレツはキエフ風とは書いていないので、もしかしたら普通のカツレツかもしれません。
これだけ選べて、1品1品のボリュームもしっかりしていて、RUB390はとってもお得!この先、このレストランがどうなるかはわかりませんが、これからもずっと続いてくれることを祈っています。
(↓ビジネスランチについて)