привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
海外に来て実感する日本の素晴らしさ。
その1つは水です。
蛇口をひねれば飲める水が当たり前に出てくる。
すごいことです。
ロシアも他の多くの国と同様に、水道水は飲めません。
なぜなら、水道水は…茶色いから。
サンクトペテルブルクは築100年、200年といった古い建物が多く、そこに備え付けられている水道管も年季が入っています。
だから、元がいくら綺麗な水でも、錆びついた水道管を通れば茶色くなるわけで、
特に長期間家を不在にして戻った時は信じられないぐらいの濁り水が出てくるから、しばらく水を出しっぱなしにしておかないといけない。
というのが、サンクトペテルブルク在住の日本人の常識です。口に入れると、鉄の味がするそうです。(建物や水道管の古さにもよるので、絶対ではないとは思います。)
しかし
なぜか我が家は茶色い水はほとんど出ません。鉄の味もあまり感じません。(美味しいとは思いませんが。)
そして
なぜか洗面所やシャワールームは青くなります。
もちろん建物は非常に古いです。
リノベーションをしてあるとも思えません。
立派な浄水設備があるとも思えません。
錆の一種か?
青いって銅?
ただの赤カビならぬ、青カビ?
大家に聞いても「わからない。」の一点張り。
同じアパートの別の棟に住む日本人に聞くと、茶色い水が出ると言う。
今のところmarronskyの周りには「水道水が青い」と言っても、理解してくれる人は1人もいません。(たいていが、水なんだから青いでしょ!と返されます。)
茶色い水が出ないことを喜べばいいのか。
それ以上の何かが含まれているのか。
いまだに答えは謎のまま。
ただし、ロシアの水道は悪いことばかりではありません。
蛇口をひねると一瞬でお湯が出てきます。日本のように、ひねってから数分待つ必要はありません。 (お湯が水道管を通っているということが、水道管を錆びつかせる原因でもあるそうです。)
寒い外から帰ってきたら、すぐにお湯で手を洗えるのは嬉しいし、朝起きてお湯で顔を洗えるのも気持ちがいい。掃除や洗濯の時もとても便利です。
ただ、ひねりすぎると熱湯が出てくるので、ひねる時の角度は要注意!
シャワーも5mmずれれば熱すぎて、5mm戻しすぎれば冷水です!
そんな、ロシアの水事情。
次回は飲料水の話に続きます。