привет!プリビエット! marronsky(マロンスキー)です。
突然ですが、ロシア人の偉人を何人言えますか?
つい最近まで遠い国だったロシア。
ロシアの有名人って気にしたこともありませんでした。
なんとなく、ドストエフスキーとかプーシキンの名前は聞いたことあるけど(作品は読んだことないけど)、
インターネットで調べても、出てくるロシアの有名人ってスターリンとかレーニンという政治家か、ピョートル大帝やエカテリーナのような皇帝か…という、
学術的な偉人はほとんど知りませんでした。
だから、サンクトペテルブルクに住んでから、ロシア人ってこんなすごい人もいたんだ!って驚くことがあります。
ガガーリンが知っていた以上に偉大で、ロシアで愛されているとかも。
そして、この前知ったのは、
元素記号って中学でなんかやったな~というぐらいの記憶しかありませんが、「スイ・ヘー・リー・ベー・・・」の表と聞くと「あぁ!あの!」と思い出す人も多いはず。
ドミトリ・メンデレーエフ(Дмитрий Менделеев)
ロシアの化学者。西シベリアで生まれ、中学時代にサンクトペテルブルクに移住。その後化学の教授になり、サンクトペテルブルク大学でも教えていたという経歴の持ち主です。
1869年、それまでに存在が確認されていた元素の周期律を発見し、さらにその周期律から、まだ発見されていない元素の存在も予言したそうです。
当初の周期表の中には未発見部分の空欄があったようですが、新しい元素が発見され、彼の周期表が正しかったことが証明されたのだとか。
サンクトペテルブルクには、メンデレーエフの像があります。
メンデレーエフの像に触ると恩恵を受けることができるのかな。鼻がピッカピカ。
だけど…この鼻。めちゃくちゃ高い場所にあります。どうやって触るんだろう。(手を伸ばしてもひざ下がやっとでした。)
その横には、ちゃんと元素周期表も。
これこれ。昔、授業でやったやった。
Периодическая система элементов(元素の周期律)
メンデレーエフの後ろにある赤い壁の建物。
「1907年2月2日にメンデレーエフが亡くなった家」と書いてありました。
最寄駅はТехнологический Институт(テフノロギチェスキー インスティチュート)1駅。
メンデレーエフのことを知る前は、なんて長くて言いにくい名前の駅なんだろう、しかもなんでインスティチュート?って思っていましたが…
メンデレーエフの目線の先には、Технологический Институт(テフノロギチェスキー インスティチュート)=工科大学があります。つまり、「東大前駅」みたいなものだったということです。
メンデレーエフの隣には政府機関の測量研究所があったり、さらに国立工科大学もあり、この辺りはメンデレーエフにちなんだ化学的エリアなのかもしれません。